えぼぐの神様N

2019-01-01から1年間の記事一覧

「日記」Manner,Manner,Mannerーマナー!マナー!マナー!

今月初め、お通夜に出てきた。 自分の親族が亡くなったわけでは無い、でもとても大切な場だ。 思えば自分は焼香を人生で数度しかした事がない。 (人間関係が狭いのではない、自分の周りの人間が健康なのだ。これ以上に良いことは無いだろうと思う。) そこ…

(5月25日)第七回オカルト会について

第七回、令和最初のオカルト会のテーマは「霊」に決定しました。 死んでしまっても晴らし切れない強い感情を残し、 成仏できない存在である「霊」 今回はそんな、幽霊のオカルト事情について、皆さんと緩く話していければと思います。テーマ以外の話や、自ら…

死印―-くちゃら花嫁という怪異――(過去記事)

くちゃら PSVITAの「死印」というゲームに、くちゃら花嫁という怪異が登場する。 第三章に登場する怪異で、このゲームのパッケージ絵にも書かれている本作を代表する異形である。とは言え、パッケージで見る事が出来るくちゃら花嫁は横を向いており、何やら…

狐者異 ―恐怖を冠する浮遊霊― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

怖い、という言葉は一説によると妖怪を語源に持つらしい。 それが今日紹介する妖怪、狐者異(こわい)である。 下図は江戸時代の妖怪図画「絵本百物語」に描かれた狐者異の姿である。 極めて良心的に解釈すれば、うどんの中にゴキブリが入ってて 「えーーー…

(4月20日)第六回オカルト会について

第六回オカルト会のテーマは「動物」に決定しました。動物は昔から人間の暮らしに様々な面で関与してきました。人間を襲うもの、狩られるもの、或いは共生を選ぶもの。オカルトにおいても、動物は切っても切り離せない存在です。未確認生物、妖怪、動物霊な…

毛羽毛現 ―災厄振りまく希見の旅人― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

大空を飛び回りたい。 ひょっとしたらこれは、常に重力によって 地上に縛られている私たちの根源的な欲望ではないだろうか。 その欲望を叶えるべく、人は法則を発見し様々な分析を行った。 そして、1903年ライト兄弟はとうとう 「空気より重い機械に乗って、…

オカルト会について

「オカルトが好きだけど語る機会がない」「怪談を聞きたい!」「ホラーゲームが好きな友達がほしい!」オカルトは大っぴらに人には言い辛い趣味かと思います、そういった方の発散の場として、本会「北陸オカルト会」を立ち上げました。活動内容はオカルト会…

件 ―神か妖怪か、件のみぞ知る― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

SFチックな一説によれば「予言」とは、即ち未来の確定である。 予言が行われた時点でこの世全ての現象は、確率は収束し、攪拌され 定められた未来へとその形を変えて行く。 故に、世の行く末を定める「予言」が出来る者は 紛れもなく神域に近い存在である…

キジムナー ―奇妙な同居人― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

普通の概念というものは、人がそれまでの年月で得た知識の平均値から構築される。 多くの知識を取り入れる度に、その「普通」の輪郭はより盤石なものになる。 思うに、昔は今と比べて普通の概念がはっきりしていなかったのではなかろうか。 インターネットも…

元興寺 ―妖怪の祖、悲惨なる末路― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

「来る」という映画がある。 2015年日本ホラー小説大賞を獲得した 「ぼぎわん」という作品を岡田准一主演で映画化した作品である。 劇中には、子供を攫って行く怪物の正体の候補として 本日紹介する妖怪―――元興寺の名前が出てきた。 この妖怪、元興寺と書い…

送り犬 ―扱い難い山中の護衛― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

「イバイバおじさん」という都市伝説(不審者?)をご存じだろうか。 三重県に住む友人から聞いた話なのだが、 背丈の高い男性で黒い上下の服、痩せぎすで背は高く いつも張り付けたような笑顔を浮かべているとのこと。 イバイバおじさんの犯行は夕方から夜…

煙々羅 ―たなびき煙る万炎の相棒― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

仕事帰りに火事を見た。 昨日まで閑静な住宅街だったいつもの道は、 今までどこに隠れていたんだと言いたくなるような ヒトの群れによって絶賛渋滞中だ。 否応なく足を止めて、先程から喧しく視界に映る光源を見る。 まだ新築なのだろう、洒落た洋風の家屋は…

うわん ―人と妖怪の境界線― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

説話が人の間に語り継がれていく中で、情報が摩耗し 当初の話とは全く違うモノが形成されていく事がある。 口裂け女などはその一例で、 私、きれい?と問いかける、ポマードという言葉に弱い、 犬が苦手、べっこう飴が好物、メインウェポンはハサミ、 テレポ…

犬神 ―永久に寄り添う呪物― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

昼市は今日も喧騒に包まれている。 野菜を売る者、繊維を売る者、それを買う者… 濃縮された需要と供給の交差の中、その女は市場の隅にいた。 土に汚れた紅白の巫女服、昼市には場違いな格好をした女の周りは まるで結界でも張ってあるかのように無人である。…

小豆洗い ―橋下に響く異音の怪異― ( 北陸オカルト会:妖怪解説 )

―――――ショキショキ、ショキショキ 夜の河原に異音が響く、小石が互いに擦れ合うような無機質な音だ。 音はどうやら橋の下から聞こえるようだが、上からだと暗がりでよく見えない。 そも時刻はすでに丑三つ時、こんな時間に人間が橋下の暗がりにいるわけがな…

ポケモン完全新作は剣&盾?ポケモンGO、ピカブイも消化不良だやばい…(日記)

今日も家のパソコンに会社用のパスワードを打ち込んでしまった… 昔は会社のパソコンによく家用のパスワードを打ち込んでたのに、 こうやって人は大人になっていくんだね…。 先週の日曜日位から文章モチベがかなり高いので、 二日連続で机に向かっている。 今…

主催ってこんな感じの焦燥があるよね(日記)

悩み 久しぶりにブログを書く気になった。 周期的に起きる謎のブログ欲ってどうにかして 1週間から1カ月位にまとまらないもんかな。 1カ月位ブログを書き続けたら自分も ひとかどの人物になったような気がすると思うのだけど。 ----------------------------…

1月26日)第5回オカルト会について

新年あけましておめでとうございます。昨年スタートしたオカルト会、第一回は天候的トラブルで断念しましたがなんとか1年間満員御礼で迎える事が出来ました。これもひとえに、参加者の皆様のおかげです。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。そんなこんな…