えぼぐの神様N

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元新聞記者がサブカルライフを送りながらオカルトを掘り下げるブログ

オカルト会こぼれ話~このロリコン共め!~「西洋妖怪バックベアード」

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オカルト会で話そうかなと思って没になった話を供養。

 

近年この名言を引っ提げて妖怪界隈で(妖怪という認識はなくとも)

有名になっているのがこの妖怪、バックベアード

 

名前を知らないという人でも、黒い眼玉が

「このロリコンどもめ!」

と言っている画像(上記)を目にしたことがある人は

多いのではないのだろうか。

 

ただ、このセリフは水木しげる氏の描いた漫画のコラ画像であり

当然だがこの目玉は人間の味方でもないし、

ましてやロリコンをしかりつける妖怪でもない。

 

バックベアードは西洋の妖怪であり、多くはその総大将として描かれる。

西洋版ぬらりひょんみたいなものであろうか。

 

インパクトの強すぎる見た目から、

鬼太郎シリーズの「妖怪大戦争」に登場した際は

「空間が裂けて、そこから目が覗いている妖怪。見えている目の部分は彼の身体の一部であり本体は大きく強大な妖怪なのではないか」

などという風説が横行した。確かに浪漫がある、しかし

 

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あ、うん…。

 

文字通り相手の土俵で戦うっていいとこあるね…。

 

 

 

ただ、このバックベアードには一つ知っておきたいことがある。

以下はこの妖怪のwikipediaの走り文。

 

バックベアードは、現代日本においてアメリカの妖怪 とされるキャラクター。巨大な黒い円形に枝のような物が放射状に生えており、中心に目が付いた姿をしている。夕方、ビル街に出現する。その巨大な一つ目で睨まれると強烈な目眩を起こすため、ビル屋上などにいると落されてしまう。光化学スモッグのようなものが正体だと指摘する書籍もある[1]

 

アメリカの妖怪とされるキャラクター、である。

 

そう、バックベアードという妖怪の元となる伝説は一切存在しないのだ。

 

水木しげるが作ったキャラクターであり

最も世代が若い妖怪ともいえる存在なのである。

 

一応ウェールズ地方(イギリス)にバグベアという名前の似た妖怪がいるが

容姿や特性が全く異なる為、あまり関係ないものと思われる。

 

 

バックベアードのように近年存在が認められた妖怪、というのは多数いる。

妖怪を始めとする化生は伝説の中に眠っているものではない。

 

現代においても、がしゃどくろ(1970年代)や人面犬(1990年代)

など民話や都市伝説というように形を変えて化生は生きているのである。

 

妖怪辞典にジ〇ニャンが載る日は、案外近いのかもしれない。

 

PS.

最新版(第6期)のゲゲゲの鬼太郎に登場したバックベアード

空間から何者かが覗き込んでいるような 風説通り の見た目であった。

水木御大の意見が反映されているかどうかという問題かもしれないが、

妖怪は時代の変遷で形を変えていくものなのだと妙に納得した。

まわしをつけたベアードはいずれ黒歴史扱いされるのか…